高校野球の強豪校

【甲子園】公立高校の歴代優勝は?印象的だった高校を紹介!

甲子園大会で「公立校」というキーワードが多く使われるようになったのは90年代、平成以降になってからでしょう。

それだけ希少価値になってきたことの象徴ですが、歴史的には公立校の数が多いこともあって過去には輝かしい戦績を残した高校はたくさんあります。

また、商業、工業などの実業系を含めて各県内から幅広く入学が可能であったり、指導者を頼って近隣に下宿するなど現在の私立校に近い方法で選手が入学しやすい環境を整えているケースもありました。

今回の記事では、その公立校のなかで優勝した特徴的なチームを紹介します。

 

まずは歴代の公立高校の優勝をまとめておきます。

夏の甲子園公立優勝校(戦後)

1947年 第29回大会 小倉中(福岡県)※現・小倉高校
1948年 第30回大会 小倉(福岡県)
1949年 第31回大会 湘南(神奈川県)
1950年 第32回大会 松山東(愛媛県)
1952年 第34回大会 芦屋(兵庫県)
1953年 第35回大会 松山商(愛媛県)
1955年 第37回大会 四日市(三重県)
1957年 第39回大会 広島商(広島県)
1958年 第40回大会 柳井(山口県)
1959年 第41回大会 西条(愛媛県)
1965年 第47回大会 三池工(福岡県)
1967年 第49回大会 習志野(千葉県)
1972年 第54回大会 津久見(大分県)
1973年 第55回大会 広島商(広島県)
1974年 第56回大会 銚子商(千葉県)
1975年 第57回大会 習志野(千葉県)
1979年 第61回大会 箕島(和歌山県)
1982年 第64回大会 池田(徳島県)
1984年 第66回大会 取手二(茨城県)
1988年 第70回大会 広島商(広島県)
1994年 第76回大会 佐賀商(佐賀県)
1996年 第78回大会 松山商(愛媛県)
2007年 第89回大会 佐賀北(佐賀県)

 

印象的だった公立優勝校
  • やんちゃ軍団の奇跡 取手第二高校
  • 公立伝統校の決勝戦 松山商業高校
  • 平成最後の公立優勝 佐賀北高校

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公立優勝①~取手第二高校~

茨城の県立校である取手二高は元々農業系の高校ですが、野球部の礎を築いたのは名将・木内監督です。

後に私学の常総学院も甲子園優勝に導きますが、66回大会の取手二高ではエース・石田、主将・吉田剛など後にプロ入りする素材がいるものの名門校とは違い普段からいわゆる「やんちゃ」な選手が揃っていました。

監督の自主性を活かした指導もあって、プレッシャーとは無縁の選手たちは初戦で箕島を破り、準決勝では2ケタ得点で快勝すると決勝ではKKコンビを擁する当時の最強チーム・PL学園と対戦。

試合では先制するも9回に同点に追いつかれますが、ここでも選手たちは前向きで延長10回に決勝ホームランが出て初優勝を飾りました。

監督、選手のキャラクターも公立校らしい親しみの持てるチームでした。


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公立優勝②~松山商業高校~

多くを語るまでもない、甲子園のレジェンド校といえる名門です。

平成の時代にもその強さを示したのは78回大会の優勝でした。

平成の時代では唯一で最後の公立校による決勝戦はこちらもレジェンドといえる熊本工との対戦。

試合は3-2で松山商1点リードのまま9回裏を迎えますがここで熊本工の1年生・澤村が本塁打を放って同点のまま延長戦に、そして10回裏に熊本工が一死満塁のチャンスでライトに大きな犠牲フライ。

これでサヨナラと思われた場面で、この回途中でライトに入った矢野選手がダイレクトの返球でタッチアウト。

このプレーで勢いを増した松山商は11回表にその矢野の安打を皮切りに3点をあげて優勝。

その後も矢野選手のプレーは「奇跡のバックホーム」として語り継がれています。

 

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公立優勝③~佐賀北高校~

平成最後の公立優勝校として、また劇的な試合展開でその躍動ぶりは記憶に新しいところです。

特に2007年の大会になると既に私学校の台頭が著しく普通科の県立校である佐賀北も2回目の出場でした。

2回戦で宇治山田商を相手に延長15回引分けの再試合を戦った佐賀北は、準々決勝で強豪・帝京と対戦すると延長13回の熱戦でサヨナラ勝ちして勢いに乗ります。

当時流行した佐賀の言葉を使った「がばい旋風」としてマスコミで取り上げられると全国からも応援の声が広がって、決勝ではやはり私学強豪の広陵と対戦。

相手は野村祐輔、小林誠司のバッテリーを擁するチームでしたが、4-0とリードされた8回裏に1点を返して、副島選手の満塁ホームランで逆転。

球場全体の佐賀北を後押しする声援もあって優勝は大きく取り上げられました。

当時のエース・久保投手は監督として2019年に母校を率いて夏の甲子園に帰ってきました。

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甲子園の公立高校優勝まとめ!

ここでは80年代以降で強豪私学に勝った公立、また極めて珍しくなった公立校どうしの決勝を戦った高校を取り上げました。

公立校に関していえば、多くのケースで地元出身の選手が揃っていることで地元はもちろん、球場や全国的にも応援される要素が増えます。

また、「希少価値」が高いこともあってマスコミも含めて大きく取り上げられるために選手や関係者も意気に感じて実力+αの力が発揮できるチャンスを秘めています。

令和の時代に公立校での優勝はどこで現れるでしょうか。

夏の甲子園公立優勝校(戦後)

1947年 第29回大会 小倉中(福岡県)※現・小倉高校
1948年 第30回大会 小倉(福岡県)
1949年 第31回大会 湘南(神奈川県)
1950年 第32回大会 松山東(愛媛県)
1952年 第34回大会 芦屋(兵庫県)
1953年 第35回大会 松山商(愛媛県)
1955年 第37回大会 四日市(三重県)
1957年 第39回大会 広島商(広島県)
1958年 第40回大会 柳井(山口県)
1959年 第41回大会 西条(愛媛県)
1965年 第47回大会 三池工(福岡県)
1967年 第49回大会 習志野(千葉県)
1972年 第54回大会 津久見(大分県)
1973年 第55回大会 広島商(広島県)
1974年 第56回大会 銚子商(千葉県)
1975年 第57回大会 習志野(千葉県)
1979年 第61回大会 箕島(和歌山県)
1982年 第64回大会 池田(徳島県)
1984年 第66回大会 取手二(茨城県)
1988年 第70回大会 広島商(広島県)
1994年 第76回大会 佐賀商(佐賀県)
1996年 第78回大会 松山商(愛媛県)
2007年 第89回大会 佐賀北(佐賀県)

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