大学野球

【大学野球】強豪、名門はどこか!チームの特徴や実績などを紹介!

甲子園が終わると、まもなく秋の大学野球シーズンが始まります。

9月前後から各リーグ戦が繰り広げられ、秋の全国大会である明治神宮大会への出場、優勝を目指します。

秋のシーズンは4年生にとっては学生最後の戦い、また下級生も新たにポジションを獲得するために重要な時期となります。ドラフト会議も控えるために、最後のアピールの機会ともなります。

 

また甲子園出場者を含む高校球児で硬式野球を続けるカテゴリーで最も多いのは大学野球です。

それだけに数年前、高校時代の活躍を知る選手がどの大学で続けているかをチェックするのも楽しみの1つです。

大学野球は高校とは異なり、必ずしも県別にリーグが分かれているわけではなく様々な歴史、経緯があって多数のリーグが構成されています。

各リーグ戦でのライバル関係やその後、全国大会や代表決定戦での戦いぶりもぜひ注目してみましょう。

【大学野球】各リーグのレベル、特徴をそれぞれ解説!

 

それでは特徴のある強豪チームを紹介します。

大学野球の強豪校
  • 2019年春の大学日本一 明治大学(東京六大学)
  • プロ注目の好投手を輩出 東洋大学(東都大学)
  • タテジマの名門 東海大学(首都大学)
  • 関西の意地を見せるか 立命館大学(関西学生)
  • 雑草魂の玄人集団 上武大学(関甲新学生)

明治大学

ラグビーでも2019年に大学王者を掴み、受験生からの人気も高い明治大学は野球部も2019年の大学選手権で38年ぶりの日本一を勝ち取りました。

かつて星野仙一氏らを育てた名将、故・島岡監督の干支である猪のワッペンを袖に付けた年の躍進は強い印象を残しました。

 

東京六大学野球では早稲田、慶応の伝統校に数多くの名選手を輩出した法政、復活の兆しを見せる立教など群雄割拠の様相ですが、明治大学も高校球児からの人気もあるため、毎年多くの甲子園経験者が入部しており、プロ野球へも毎年有力選手を送り出しています。

平成の時代にも川上憲伸野村祐輔といった本格派投手が旅立っていますので新たなヒーローの誕生に期待したいです。

東洋大学

東都大学野球リーグは全国でも屈指の激戦を繰り広げています。

2部リーグまで含めて過去に優勝経験が豊富な大学が所属しており、最下位になると入替戦も待っているという厳しい環境での戦いです。

そのなかで好投手を輩出している東洋大は2018年に上茶谷大河甲斐野央など3投手がドラフト上位指名を受けており、以前にも大場翔太藤岡貴裕などが大学日本一に導いてプロ入りしました。

一方で全国大会での戦績はやや停滞気味でリーグ戦が厳しいだけに全国での戦い方が課題となります。

2019年春の大学野球選手権ではライバル東京六大学の明治大学に惜しくも敗れましたが、この経験は必ずリベンジを誓っているものと思われます。

やはりプロ注目の好投手が確実に育っているだけに注目です。

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東海大学

高校野球でも東海大相模をはじめとして系列校に強豪が揃いますが、その本家といえる大学野球部も同じタテジマのユニフォームで全国の系列校及び甲子園常連校から逸材が集まっています。

巨人をリードする原辰徳監督、エース・菅野智之はともに1年生から主力として活躍していました。また広島のリードオフマン・田中広輔は菅野と同期でチームを支えるなど数多くの好選手を輩出しています。

所属する首都大学野球リーグでは敵なしといえる試合ぶりですが、日体大なども復活しておりまずはリーグ戦の戦いが見逃せません。

そして、秋はリーグ2位までが難関の関東地区代表決定戦で創価大、上武大、国際武道大など他リーグの強豪と2校の枠を争う負けられない試合が続きます。

立命館大学

大学野球ではかつて東京六大学、東都大学に対抗する存在として関西エリアの大学が立ち向かっていましたが90年代以降は寧ろ地方リーグの躍進が著しくやや元気がないところです。

そのなかで、投手では東克樹(DeNA)、野手では辰巳涼介(楽天)という好素材を送り出している立命館大学は関西の伝統校では注目すべきチームといえるでしょう。

所属する関西学生野球リーグは「関関同立」に強豪・近大も揃っておりライバル同志社との「同立戦」は伝統の一戦とされています。

関西地区ではアメリカンフットボールの名門としても人気の高い大学であり、古田敦也を輩出した野球部も令和の時代にその存在感を示したいところです。

リーグ戦はもちろん、秋の明治神宮大会出場には佛教大や大阪体育大など関西他リーグの強豪に勝つ戦いぶりが求められます。

上武大学

大学のモットーが「雑草(あらくさ)魂」であるように、高校時代に実績がない選手も猛練習で鍛え上げるチームです。

これは箱根駅伝でも常連校となった駅伝部も同様のカラーであるといえます。

 

既に大学選手権では優勝を果たしており、全国に出るとベスト4は堅いという実績の実力派で攻守ともに玄人好みの選手が揃っています。

部員数は200人近いなかで控え部員も試合では大声で気持ちの良い応援を繰り広げており大学野球ファンにはお馴染みの光景となっています。

リーグ内にも白鴎大という強敵があり、秋は関東代表決定戦も控えるなかで上武らしい小技を使った渋い野球が見られるか期待されます。

東京中心になりがちな大学野球で常にスキを狙った試合ぶりでジャイアントキリングを起こしてくれるでしょう、

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大学野球の強豪校まとめ!

大学野球の全国大会で上位に進出するチームを中心に取り上げました。

しかしながら、各リーグにも強敵が多く存在していることや北海道から九州まで各地にも好選手や力を持った大学が待ち構えているためにどのようなチームが全国舞台に出てくるかはわからない激戦が予想されます。

リーグ戦は週末を中心に各地で展開され、応援も含めて独自の雰囲気も大学野球らしい味わいが感じられるため、ぜひ日程をチェックしてそのカラーの違いを把握してください。

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