高校野球の強豪校

【栃木県】高校野球の強豪校、特徴と実績などを紹介!

栃木県は戦前までお隣の群馬や茨城に比較すると全国大会出場も少なくやや遅れをとった歴史があります。

しかし、春夏連覇を飾った作新学院の存在は全国にも大きなインパクトを残しました。

以降は他校も甲子園を経験するなど県全体のレベルアップは進みましたが、平成の中期からは再び作新が甲子園優勝を果たすなど代表校を独占しつつあります。

対抗馬の登場に注目したいところです。

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  • 平成でも全国制覇 作新学院高校
  • かつての「宇学」 文星芸大付属高校
  • 安定の公立校 宇都宮工業高校
  • 投手力に自信 佐野日大高校
  • 今後は躍進の予感 白鴎大足利高校

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作新学院高校

栃木県を代表するスポーツ強豪校で生徒数も数千人というマンモス校です。

卒業生では競泳の荻野公介選手が注目されました。

甲子園での実績は1962年に八木沢荘六投手らの活躍で春夏連覇を果たしており、その後は何といっても怪物・江川卓投手の注目度が抜群で甲子園優勝はならずも県大会から多くの観客を呼ぶ活躍ぶりでした。

以降は新たな勢力の登場でやや低迷したものの、2016年には今井達也投手が投げぬいて夏の甲子園を制覇しており、やはり好投手を輩出する土壌を持っているようです。

文星芸大付属高校

校名はかつて「宇都宮学園」であり、宇学という愛称で甲子園でも度々躍進する姿がファンの印象に残ります。

特に80年代はベテラン上野監督の指導が熱を帯びていた時期であり、ヤクルトで優勝監督となった真中満選手を擁してセンバツ初出場でベスト4まで進出するなど全国的にも新しい勢力の登場として注目を浴びました。

以降は全国での上位進出は厳しいながらも、プロ野球で盗塁王となった片岡治大選手は3兄弟で野球部出身であることなど好選手を育ててきました。新校名でもさらなる活躍を期待したいです。

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宇都宮工業高校

県立高校であり古い歴史を誇ります。

卒業生には世界的なサックス奏者の渡辺貞夫氏やサッカーの五輪メダリスト・松本育夫氏などもいます。

野球部は1959年夏の大会で準優勝を果たしたことが実績として輝きます。

この時のエースであった大井道夫氏は後に新潟・日本文理高校を率いてやはり夏の甲子園準優勝という成績を残しています。

公立校のために選手を集めることが難しく、21世紀以降は甲子園から離れていますが伝統を受け継ぐ成績を刻むことができるでしょうか。

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佐野日大高校

平成以降は私学の上位校として定着してきました。

帽子とユニフォームが白で統一されています。

投手の育成には定評があり、巨人へドラフト1位で入団する澤村拓一は高校では控えながら大学で成長したほかにやはりドラフト1位でプロ入りする左腕・田嶋大樹は3年春のセンバツでベスト4進出に貢献しました。

夏の甲子園初出場時のエース・麦倉監督(元阪神)が就任して、やはり投手育成がカギを握ります。

白鴎大足利高校

かつて「足利学園」として甲子園にも登場しましたが、現在は大学も野球部が躍進を続けるなかで付属校として目覚ましい躍進を見せています。

社会人野球の現役を引退してすぐに就任した監督の打撃を重視した指導と県外からも選手を入学させる積極的な強化策もあって県内では上位に残る高校としてのポジションを確立しました。

令和時代にはさらに甲子園出場回数を増やしそうな予感です。

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栃木県の高校野球は作新学院が再び盤石の時代を築きつつあります。

突出した選手は少ないながらもバントや守備を重視する監督の地に足のついた野球はスキがありません。

そのなかで好投手や強打者を軸に据えるような新たなチームがその壁を破ってくれるのではないかと期待します。

ヒーローの登場が注目されるなかでも、細かい野球のおもしろさを栃木では堪能できるでしょう。

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  • 平成でも全国制覇 作新学院高校
  • かつての「宇学」 文星芸大付属高校
  • 安定の公立校 宇都宮工業高校
  • 投手力に自信 佐野日大高校
  • 今後は躍進の予感 白鴎大足利高校

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