四国は野球どころと言われるように香川県も古くから高校野球をリードしてきた学校が数多くあります。
また瀬戸内海を面して関西エリアにも近いためか、80年代以降は実力を持った県外出身の選手が活躍するなどとレベルアップにつながってきました。
様々な高校の台頭で、優勝を手にするのも新たなチームが現れるため目が離せない注目の県なのです。
- 古豪復活を示した 高松商業高校
- 令和時代に再起したい 尽誠学園高校
- 躍進する私立校 四国学院大香川西高校
- 再び甲子園の舞台へ 坂出商業高校
⇒【高校野球】どこが強い県??甲子園で活躍している都道府県の特徴と実績などを紹介!
高松商業高校
戦前から香川の高校野球をリードしてきた高松商業は常に地元ファンの期待と注目を集めてきました。
甲子園での優勝経験も複数回ある、全国でも屈指の伝統校ですが80年代以降は私学の台頭でやや存在感が薄れていました。
そんな中で2016年のセンバツ準優勝によって古豪復活を実力によって示した結果となりました。
指導者もOBに拘らずに多様な経験を持った若い監督を抜擢したことで最新のトレーニングを導入した時代に合った野球での復活は今後も期待を抱かせます。
尽誠学園高校
30~50代のファンには馴染み深いのが尽誠学園です。
80年代後半に伊良部投手を擁して甲子園で躍進して以来、主に関西圏出身の選手を中心に上手い試合運びで常連校となりました。
甲子園では最高ベスト4の戦績までを残していますが、2000年代以降は指導者の交代や新たな私学勢の台頭で存在感はやや薄くなっています。
「尽誠」のインパクトあるユニフォームで新たな時代にも高校野球を沸かせてほしいと期待する人は多いはずです。
四国学院大香川西高校
2000年代以降は新たな私学勢の台頭が相次ぎました。その1つが香川西高校です。
「香川市」はなく、三豊市という瀬戸内海に面した土地にあります。
やはり関西エリアからの選手を中心に強化を進めてきた高校です。
ソツのない野球で負けない試合を展開してきた結果、一時期は県の代表を手にしてきました。
以後は同様の強化策を取る私学が増えており、今後の奮起に注目です。
坂出商業高校
一時期は私学勢が優位であった中、高松商の復活でファンが想起するのは坂出商はどうなってるのと気になるのではないでしょうか。
80年代後半に当時、尽誠学園に対抗できる存在として甲子園にも姿を現しました。
やはり公立校であることや高松と丸亀に挟まれたエリアのために選手が集まりづらいという条件で90年代半ば頃からはやや停滞しています。
地元で選手を育て上げるなどのバックアップは必要になるかもしれませんが、復活を期待したいところです。
⇒高校野球の強豪校まとめ!都道府県ごとに学校の特徴などを紹介!
香川県の強豪校まとめ!
野球どころである四国・香川は伝統校の復活で再度その存在が注目されています。
また、指導者の異動などによって私学では英明、寒川や公立でも三本松、丸亀城西、丸亀高校など年によっては上位進出を果たす実力を持っている学校が多数あります。
出場校数が多くなく、県域もそれほど広くない香川ですが瀬戸内海の気候や野球熱の高さも相まって実力伯仲の戦いが繰り広げられています。
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- 令和時代に再起したい 尽誠学園高校
- 躍進する私立校 四国学院大香川西高校
- 再び甲子園の舞台へ 坂出商業高校