メジャーリーグ

【メジャーリーグ】各チームの球場の広さ、特徴まとめ!やっぱりボールパークは美しい!

この記事では、メジャーリーグ30球団の本拠地球場について広さや特徴についてまとめています。

それぞれの球場には面白い仕掛け、アトラクションが存在し野球を楽しむ他に、その空間を楽しむことができるというのが特徴でもあります。まさに、メジャーの球場がボールパークと呼ばれる理由ですね。

では、それぞれの球場の特徴について見ていきましょう!

アメリカンリーグ

東地区

【オリオールズ】オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

引用:wikipediaより

チーム ボルティモア・オリオールズ
広さ 左翼101.5m 左中間110.9m 中堅121.9m 右中間113.7m 右翼96.9m
収容人数 およそ4万6000人
開場 1992年

外野フェンスまでの距離が比較的短いこともあり、ホームランが出やすい球場とされています。

また、この球場ではライト後方に見えるレンガ造りの倉庫が名物となっています。この倉庫は19世紀末に建造されたもので、球場景色の一部として古き良き雰囲気を醸し出しています。現在では、レンガ倉庫内にオリオールズの公式ショップなどが入っています。

ちなみに、ボルティモアという土地はあの伝説ベーブ・ルースの出身地であり、この球場が建っている場所はかつてベーブ・ルースの父親が経営していたバーの跡地でもあるようです。そのため、球場内にはベーブルースの銅像が建てられています。

【レッドソックス】フェンウェイ・パーク

引用:wikipediaより

チーム ボストン・レッドソックス
広さ 左翼94.5m 左中間115.5m 中堅118.9m 右中間115.8m 右翼92m
収容人数 およそ3万7000人
開場 1912年

フェンウェイパークは1912年に開場し、今ではメジャー最古の球場として人気があります。この球場の特徴は、なんといっても「グリーンモンスター」でしょう。

左翼が94.5mと狭くなっており、ホームランが量産されることを防ぐために約11mの高さがある巨大なフェンスが作られました。

その巨大なフェンスは緑一色に塗られ、まさに怪物のような威圧感でそびえたっているため「グリーンモンスター」と呼ばれています。

ちなみに、グリーンモンスターの上には観客席が設置されており、とても人気がある席となっているようです。

 

松坂投手、岡島投手、上原投手がレッドソックスで活躍していたこともありテレビ中継を通して、この球場を目にすることも多く、日本人にも馴染み深い球場ですね。

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【ヤンキース】ヤンキー・スタジアム

引用:wikipediaより

チーム ニューヨーク・ヤンキース
広さ 左翼96.9m 左中間121.6m 中堅124.4m 右中間117.3m 右翼95.7m
収容人数 およそ5万
開場 2009年

メジャーの球場と言えば、ヤンキースタジアムといっても過言ではないでしょう。

数々の伝統と栄光を残してきた旧ヤンキースタジアムの後を継いで、2009年に新たに建設されたのが現在のヤンキースタジアムです。

新しくなったとはいえ、以前のヤンキースタジアムの雰囲気を再現しておりMLBの歴史と伝統を感じることができる球場となっています。

また、ヤンキースタジアムは左打者有利で有名です。右翼が狭く左打者にとってはホームランが出やすい仕様となっています。一方で左中間は121.6mと広く、右打者にとってはホームランが出にくくなっています。

【レイズ】トロピカーナ・フィールド

引用:wikipediaより

チーム タンパベイ・レイズ
広さ 左翼96m 左中間112.8m 中堅123.1m 右中間112.8m 右翼98.1m
収容人数 およそ3万1000人
開場 1998年

トロピカーナフィールドはメジャー唯一の密閉式ドーム球場です。

これはレイズの本拠地であるフロリダ州が野球シーズンの開幕とともに雨季に入ってしまうことが関係しているようです。

外野スタンドには球団名の由来となっている「エイ」が泳ぐ水槽が設置されています。試合を観ながらエイに餌をあげることもできるということで、子どもからは大人気のようです。

また、外野に設置されているエイの水槽へホームランを打ち込むことを「タンクヒット」と呼ぶそうです。あの上原投手もタンクヒットをやられている一人です。

【ブルージェイズ】ロジャーズ・センター

引用:wikipediaより

チーム トロント・ブルージェイズ
広さ 左翼100m 左中間114.3m 中堅121.9m 右中間114.3m 右翼100m
収容人数 およそ4万9000人
開場 1989年

1989年に世界初の開閉式ドーム球場としてオープンしました。

メジャー球場では珍しく天然芝が引かれています。天然芝では打球の速度が速くなってしまうことから、外野の間を抜ける打球が多くなり長打が生まれやすい球場でもあります。

この球場の名物は、場内に設置されている高級ホテルです。その室内の窓から試合観戦ができるということもあって人気を博しています。

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中部地区

【ホワイトソックス】ギャランティードレイト・フィールド

引用:wikipediaより

チーム シカゴ・ホワイトソックス
広さ 左翼100.6m 左中間114.9m 中堅121.9m 右中間113.4m 右翼102.1m
収容人数 およそ4万人
開場 1991年

センター後方には巨大なビデオボードがあり、その上には七つの風車が取り付けられています。

ホワイトソックスの選手が得点、勝利した際には巨大なビデオボードからは爆音が流れ、風車がまわり、そして大きな花火が打ち上げられます。これらの仕掛けは、球場を盛り上げるのに一役買っています。

また、ホワイトソックスが得点した際に「Na Na Hey Hey Kiss Him Goodbye」という曲が流れ、ファンは曲に合わせ大合唱をするという。

 

その他にも、子どもが遊べる場所、暑い日でもシャワーが浴びれる場所、選手と同じ目線で試合を楽しめる場所など様々な楽しめる要素が盛り込まれた、「ボールパーク」の名にふさわしい球場です。

【インディアンス】プログレッシブ・フィールド

引用:wikipediaより

チーム クリーブランド・インディアンス
広さ 左翼99.1m 左中間112.8m 中堅123.4m 右中間114.3m 右翼99.1m
収容人数 およそ3万8000人
開場 1994年

センターからレフトにかけて、高さ5.8mのフェンスが立っておりホームランが出にくい仕様となっています。これはフェンウェイパークのグリーンモンスターを真似たもので「リトルグリーンモンスター」と呼ばれています。

メジャーリーグでは鳴り物の応援が禁止されていますが、この球場では太鼓の応援が許可されています。名物ファンとしてレジェンド的な存在であるジョンアダム氏が叩く太鼓の応援は選手を鼓舞し、球場の雰囲気を最高潮に高めてくれる効果があります。

【タイガース】コメリカ・パーク

引用:wikipediaより

チーム デトロイト・タイガース
広さ 左翼105.2m 左中間112.8m 中堅128m 右中間111.3m 右翼100.6m
収容人数 およそ4万2000人
開場 2000年

球場の至るところに虎の像が置かれているのが特徴的。スコアボードの上にある2つの虎は、タイガースの選手がホームランを打つと目が緑に光ります。

球場内には「ビッグキャットコート」と呼ばれる虎のメリーゴーラウンドが設置されているほか、野球ボールの形をした観覧車などもあります。

 

また、フィールドとしては3塁打が出やすいという特徴があります。

センターからライトにかけて、外野フェンスにいびつな形をした部分があるため、クッションボールの処理を誤ると長打になってしまう可能性が高まります。

【ロイヤルズ】カウフマン・スタジアム

引用:wikipediaより

チーム カンザスシティ・ロイヤルズ
広さ 左翼100.6m 左中間118m 中堅125m 右中間118m 右翼100.6m
収容人数 およそ3万8000人
開場 1973年

この球場の特徴は、何といっても98mもの長さがある噴水です。

その大きさに圧倒されるだけでなく、さまざまな色にライトアップされた噴水の美しさには見とれてしまいます。

また、現在の球場名となっている「カウフマン」とは初代オーナーの名前のこと。ロイヤルズの栄光と功績を築いたことが評価され、球場名として使われるようになりました。

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【ツインズ】ターゲット・フィールド

引用:wikipediaより

チーム ミネソタ・ツインズ
広さ 左翼103.3m 左中間114.9m 中堅123.1m 右中間111.9m 右翼100m
収容人数 およそ3万9000人
開場 2010年

「ターゲット」というのは地元にある大型小売店の名前からきています。

かつては、「メトロドーム」を利用してきたツインズでしたが、2010年に新球場である「ターゲット・スタジアム」に拠点を移しました。

屋根に覆われ人工芝であったメトロドームに対して、ターゲット・スタジアムでは「屋根なし、天然芝」が特徴となっています。

レフト上部に取り付けられた巨大なスコアボードには試合中の情報だけでなく、ツインズ選手の活躍を盛り上げるような演出も行われ、球場の雰囲気を高めてくれます。

西部地区

【アストロズ】ミニッツメイド・パーク

引用:wikipediaより

チーム ヒューストン・アストロズ
広さ 左翼96m 左中間110.3m 中堅124.6m 右中間113.7m 右翼99.4m
収容人数 およそ4万2000人
開場 2000年

ミニッツメイドパークは、開閉式屋根のついた天然芝の球場です。ヒューストンでは真夏の気温が40度を超えることもあり、野球観戦に屋根は必須のようです。

この球場の側には「ユニオン駅」という歴史的な建造物があるため、左翼96mと狭い仕様となっております。そのため、この球場では右打者にホームランが出やすいという特徴があります。

また、この球場の最大の名物は蒸気機関車です。

アストロズの選手がホームランを打つと、大量のオレンジを積んだ蒸気機関車が走って球場を盛り上げます。

みなみにミニッツメイドという球場名にちなんで、オレンジってわけですね。

【エンゼルス】エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイム

引用:wikipediaより

チーム ロサンゼルス・エンゼルス
広さ 左翼100.6m 左中間118m 中堅120.7m 右中間111.3m 右翼106.1m
収容人数 およそ4万5000人
開場 1966年

外野のセンター後方にある大きな岩が名物となっています。エンゼルスの選手がホームランを打つと水が噴き出し、大きな花火が打ち上げられます。

大谷選手の活躍によって、日本でも馴染みある球場の1つですね。

また、エンゼルスのロゴであるA型の巨大な「ビッグA」がライトスタンド後方の駐車場にスタジアムの象徴としてそびえたっています。

アナハイムと言えば、ディズニーランドです。実はこのディズニーが球団経営にも関わっており、その影響もあって球場内には視覚で楽しめる仕掛けが盛りだくさんとなっています。

【アスレチックス】リングセントラル・コロシアム

引用:wikipediaより

チーム オークランド・アスレチックス
広さ 左翼100.6m 左中間118.3m 中堅121.9m 右中間118.3m 右翼100.6m
収容人数 およそ3万5000人
開場 1968年

リングセントラル・コロシアムは野球とフットボールの兼用球場です。

外野には約2万人も収容可能なスタンドが設置されているが、野球の試合時にはシートが被せられ使用できないようになっています。これはフットボールと野球での集客数の違いによるものだそう。

被せられたシートにはアスレチックスのロゴのほか、永久欠番の背番号なども描かれています。

また、フットボールとの兼用球場ということもありファウルゾーンが広いという特徴があります。そのため、通常であればファウルになる打球が、この球場ではアウトになることもあり投手有利の球場だといえます。

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【マリナーズ】T-モバイル・パーク

引用:wikipediaより

チーム シアトル・マリナーズ
広さ 左翼100.9m 左中間115.2m 中堅123.4m 右中間116.1m 右翼99.4m
収容人数 およそ4万8000人
開場 1999年

2018年に「セーフコフィールド」から「T-モバイル・パーク」へと名称を変更。

長年、マリナーズに在籍していたイチロー選手の活躍もあって日本人には馴染みの深い球場です。

この球場では開閉式の屋根がついていることが特徴、これによって雨が多いシアトルでも転向を気にすることなく、試合を行うことが可能です。

また、シアトルの湿った気候のためボールは飛びにくく投手有利の球場と言われています。

【レンジャーズ】グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

引用:wikipediaより

チーム テキサス・レンジャーズ
広さ 左翼101.2m 左中間118.9m 中堅121.9m 右中間124.1m 右翼99.1m
収容人数 およそ4万8000人
開場 1994年

テキサス州では気温が高く、空気が乾燥していることからボールが飛びやすい打者有利の球場とされています。

センター後方には、4階建てのヨーロッパ風建物が立っており球場の景観を際立たせています。この建物はオフィスビルとなっており売店や入場窓口の役割を果たすほか、賃貸オフィスや球団事務所なども入っています。

また、ライトスタンドには「ホームランポーチ」と呼ばれる屋根付きの席が設置されているのも特徴的です。

ナショナルリーグ

東部地区

【ブレーブス】サントラスト・パーク

引用:wikipediaより

チーム アトランタ・ブレーブス
広さ 左翼102.1m 左中間117.3m 中堅121.9m 右中間114.3m 右翼99.1m
収容人数 およそ4万1500人
開場 2017年

2017年にオープンした新しい球場です。

地元に拠点を置くサントラスト銀行が命名権を獲得し、球場名として使われています。

この球場には「サンドロット」と呼ばれる子どもが楽しめるエリアが設置されています。ここでは、子どもたちが実際に野球をプレー出来たりできるほか、クライミングなどを体験することもできます。

【マーリンズ】マーリンズ・パーク

引用:wikipediaより

チーム マイアミ・マーリンズ
広さ 左翼104.9m 左中間117.7m 中堅124.1m 右中間119.5m 右翼102.1m
収容人数 およそ3万7000人
開場 2012年

マーリンズパークは、開閉式の屋根を持つ球場です。フロリダ特有の暑さと雨への対策として、ほとんどの試合では屋根を閉じた状態で行われます。

センター後方には「ホームラン・フィーチャー」と呼ばれる巨大なオブジェがあります。マーリンズの選手がホームランを打つと、ペリカンやカモメ、マカジキまどが飛び跳ね球場を盛り上げてくれます。

また、バックネットには巨大な水槽が設置されており、魚を見ながら野球観戦ができる仕様となっています。

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【メッツ】シティ・フィールド

引用:wikipediaより

チーム ニューヨーク・メッツ
広さ 左翼102.1m 左中間109.1m 中堅124.4m 右中間112.8m 右翼100.6m
収容人数 およそ4万2000人
開場 2009年

LET’S GO METS(レッツゴーメッツ)

このフレーズを叫びながら球場が一体感になる。これがメッツの応援スタイルです。

チームがチャンスになると、スコアボードに「LET’S GO METS」のフレーズが映し出され、球場内はこのフレーズとともにボルテージは最高潮に達します。

また、メッツの選手がホームランを打つとセンター後方に設置された巨大なリンゴが姿を現し、観客を盛り上げてくれます。高さ約4.9mもあるという巨大なリンゴは一見の価値あり。

【フィリーズ】シチズンズバンク・パーク

引用:wikipediaより

チーム フィラデルフィア・フィリーズ
広さ 左翼100.3m 左中間114m 中堅122.2m 右中間112.5m 右翼100.6m
収容人数 およそ4万3000人
開場 2004年

球場が比較的小さめであり、ホームランが出やすい球場とされています。また、外野フェンスが鋭角的な設計になっているため、角にあたった場合にはクッションボールの跳ね返りが難しく長打になってしまうケースもあります。

フィラデルフィアはアメリカ建国の地であり、その象徴でもあるのが「自由の鐘」。

センター後方にはその「自由の鐘」と呼ばれる大きな鐘が設置されており、フィリーズの選手がホームランを打つと鐘が鳴り響いて球場を盛り上げてくれます。

【ナショナルズ】ナショナルズ・パーク

引用:wikipediaより

チーム ワシントン・ナショナルズ
広さ 左翼102.4m 左中間114.9m 中堅122.5m 右中間112.8m 右翼102.1m
収容人数 およそ4万2000人
開場 2008年

イニング間に行われる「プレジデント・レース」が名物です。

歴代大統領の着ぐるみがレースを繰り広げ、球場を盛り上げてくれます。アメリカの政治の中心、ワシントンならではのアトラクションといえます。

また、ワシントンが桜の名所ということに由来し、レフト後方には桜並木が作られています。春には花見をしながら野球観戦をするという贅沢を味わうことができます。

中部地区

【カブス】リグレー・フィールド

引用:wikipediaより

チーム シカゴ・カブス
広さ 左翼108.2m 左中間112.2m 中堅121.9m 右中間112.2m 右翼107.6m
収容人数 およそ4万1000人
開場 1914年

1914年に開場、現在ではフェンウェイパークにつぎメジャーで2番目に古い球場となっています。

名物は外野フェンスに絡まる蔦、そして手動式のスコアボードです。その様子からメジャーリーグの伝統と歴史を感じることができる美しい球場として有名です。

また、外野フェンスに絡まる蔦の中にボールが入り込んでしまいプレーがストップすることがあります。その場合には、エンタイトルツーベースとしての扱いを受けます。

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【レッズ】グレートアメリカン・ボールパーク

引用:wikipediaより

チーム シンシナティ・レッズ
広さ 左翼100m 左中間115.5m 中堅123.1m 右中間112.8m 右翼99.1m
収容人数 およそ4万2000人
開場 2003年

左中間、右中間にふくらみがないことからホームランが出やすい球場となっています。

外野のセンター後方には2本の煙突が設置されており、レッズの選手がホームランを打つと白い煙を出し、花火が打ち上げられます。

また、球場傍にあるチーム殿堂博物館では「ビッグレッドマシン」として黄金時代を築いてきた伝統あるレッズの歴史を目にすることができます。

【ブリュワーズ】ミラー・パーク

引用:wikipediaより

チーム ミルウォーキー・ブリュワーズ
広さ 左翼104.9m 左中間113.1m 中堅121.9m 右中間114m 右翼105.2m
収容人数 およそ4万2000人
開場 2001年

ミラーパークでは、ソーセージレースが名物となっています。

ドイツ系移民が多い土地柄だということから生まれた企画。イニング間にソーセージの着ぐるみをきたランナーたちがレースを行い、球場を盛り上げてくれます。

その他にもブリュワーズの選手がホームランを打つと名物アナウンサーの決まり文句「Get Up, Get Up, Get Outta Here, Gone!」(飛ぶ、飛ぶ、飛んで行った!)という文字が球場内に点灯。

更には、マスコットキャラクターのバーニーブリュワーが滑り台を滑りながら観客を盛り上げてくれます。

【パイレーツ】PNCパーク

引用:wikipediaより

チーム ピッツバーグ・パイレーツ
広さ 左翼99.1m 左中間118.6m 中堅121.6m 右中間114.3m 右翼97.5m
収容人数 およそ3万8000人
開場 2001年

PNCパークから見える高層ビル、アレゲニー川、ロベルト・クレメンテ橋などの景観は見ものです。特にナイター観戦時に見える夜景は抜群の美しさです。

また、ライト後方には川が流れていることから場外ホームランを打てば打球が川に飛び込むことになります。いわゆるスプラッシュヒットが生まれる球場でもあります。

しかし、この球場でスプラッシュヒットを放つためには推定146mほどの飛距離が必要となるため、難易度は高めとなっています。

 

ですが、この球場でもスプラッシュヒットは達成されています。

そのときの映像などもありますので、気になる方はこちらの記事をご参考ください。

⇒ スプラッシュヒットとは何??海に飛び込む場外アーチのことだ!

【カージナルス】ブッシュ・スタジアム

引用:wikipediaより

チーム セントルイス・カージナルス
広さ 左翼102.4m 左中間114.3m 中堅121.9m 右中間114.3m 右翼102.1m
収容人数 およそ4万4000人
開場 2006年

この球場からは、ダウンタウンの高層ビル群やゲートアウェイアーチを見渡すことができます。その景観が美しいことはさることながら、チームカラーである赤に染まった球場内の雰囲気も圧巻です。

熱狂的として知られるカージナルスのファンと球場が一体となり、全体が赤一色に染まった場内の雰囲気は、セントルイスは「全米一の野球都市」であることを感じさせてくれます。

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西部地区

【ダイヤモンドバックス】チェイス・フィールド

引用:wikipediaより

チーム アリゾナ・ダイヤモンドバックス
広さ 左翼100.6m 左中間114.6m 中堅124.1m 右中間114.6m 右翼102.1m
収容人数 およそ4万8000人
開場 1997年

1998年に世界初の開閉式屋根付き天然芝野球専用球場としてオープンしました。

屋根が設置されている目的は、雨対策ではなく球場のある場所が砂漠地帯であることからの暑さ対策である。

また、この球場の名物は外野右中間スタンドに設置されている「スイミングプール」、なんと、プールに入りながら野球観戦を楽しむことができるのです。

気温が高くなるアリゾナ州の球場において、プールに入りながらの野球観戦は贅沢の極みですね。

【ロッキーズ】クアーズ・フィールド

引用:wikipediaより

チーム コロラド・ロッキーズ
広さ 左翼105.8m 左中間118.9m 中堅126.5m 右中間114.3m 右翼106.7m
収容人数 およそ5万人
開場 1995年

クアーズフィールドはロッキー山脈のふもと標高1600mの場所に位置しています。

そのため、気圧が低く打球が飛びやすい「打者天国」という特徴があります。この球場では乱打戦が展開されることが多く、試合を盛り上げてくれます。

しかし、そんな打者天国の球場にも関わらずノーヒットノーランを達成している偉大な投手がいます。1996年の野茂英雄投手です。

2019年現在、この球場でノーヒットノーランを達成した投手は彼一人です。

【ドジャース】ドジャー・スタジアム

引用:wikipediaより

チーム ロサンゼルス・ドジャース
広さ 左翼100.6m 左中間117.3m 中堅120.4m 右中間117.3m 右翼100.6m
収容人数 およそ5万6000人
開場 1962年

メジャーリーグでは珍しく、左右対称の形をした球場。

美しい自然に囲まれた環境、球場デザインは圧巻です。さらには球場内は清掃が行き届き、清潔に保たれていることからも「メジャーで最も美しい球場」と呼ばれる理由も納得です。

また、この球場では風の影響などによってホームランが出にくく投手有利とされています。

ドジャースは日本人が所属することも多いチームなので馴染みがある球場の1つですね。

【パドレス】ペトコ・パーク

引用:wikipediaより

チーム サンディエゴ・パドレス
広さ 左翼102.4m 左中間118.9m 中堅120.7m 右中間118.9m 右翼98.1m
収容人数 およそ4万1000人
開場 2004年

センター後方には「パーク・アット・ザ・パーク(球場の中の公園)」という、子どもたちのための小さな野球場があります。そこでは子どもたち楽しく遊べるほか、芝の上に座りながら家族みんなでピクニック気分を味わいながら野球観戦をすることができます。

また、レフト後方にはレンガ造りの古い建物が目を引きます。これは歴史的な建造物の1つであり、それを球場の一部として取り込んだ形となっています。

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【ジャイアンツ】AT&Tパーク

引用:wikipediaより

チーム サンフランシスコ・ジャイアンツ
広さ 左翼103.3m 左中間116.4m 中堅121.6m 右中間128.3m 右翼94.2m
収容人数 およそ4万2000人
開場 2000年

球場の外がすぐ海となっており、ライト後方への場外ホームランを打つと「スプラッシュヒット」となるのが特徴的です。スプラッシュヒットを一目見ようと、球場内だけでなく球場外であるマッコビー湾にも多数のファンが待ち構えています。

また、レフト後方にある巨大なグローブとコカ・コーラの置物が目を引きます。コカ・コーラの置物は中身が滑り台となっており、子どもたちには人気のアトラクションでもあります。

⇒ スプラッシュヒットとは何??海に飛び込む場外アーチのことだ!

まとめ!

どの球場も魅力的なものばかりです!

気になった球場には実際に足を運び、その場の空気感を感じていただきたい。

レッツエンジョイ、MLB!

 

ミスがないように気をつけましたが、誤植などがございましたらコメント欄よりご指摘いただけると助かりますm(__)m



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