草野球の試合には、団体や自治体などが主催する公式試合とチーム間で行う練習試合の2種類があります。
草野球の公式試合の中には、準備から運営までを大会事務局が行いグランドの確保や審判員の用意までも行ってくれる大会もあれば、大会の企画・管理だけを事務局が行い、準備や運営については参加チームに任せる大会も存在します。
ここでは、
- 草野球の試合には審判は必要なのかどうか?
- 審判員を手配する方法はあるのか?
- 審判員を手配する時の費用は?
について解説していきます。
草野球の試合に審判は必要?
練習試合の場合は、勝敗以上に試合を行うこと自体が目的になることが多いため、試合に出ていないメンバーや攻撃側の選手が審判を行うなど、対戦相手と話し合いを行い自由に決める方法が一般的です。
審判が下した判定についてはすべてを受け入れ、曖昧さやミスは大目に見るようにチーム間で話し合って楽しく試合を行いましょう。
しかしながら、公式試合はもちろん、練習試合においても、例えば関係性の薄いチーム間での試合であったり、試合の展開によって緊迫の場面やヒートアップするような場面では、審判の判定をめぐってチーム間でトラブルに発展したりすることも少なくはありません。
このような事態を避けるためにも、試合の運営を行う上では、当該チーム間とは利害関係を持たずに、公平にジャッジを行ってくれる審判の存在は非常に重要なポイントとなります。
審判を依頼してみよう!
草野球には、審判員を派遣する団体や個人が存在します。
※公益財団法人 全日本軟式野球連盟(http://jsbb.or.jp/)
全日本軟式野球連盟は、北は北海道から南は九州・沖縄までの全国47都道府県に支部を持っており、「ジュニア世代の育成」「生涯スポーツとしての環境整備」をミッションに活動を行っている公益財団法人です。
各都道府県支部の状況にもよりますが、審判員の派遣も行っていますので、最寄りの支部へ確認してみましょう。支部の中には、ホームページ上で審判の依頼を受け付けている支部もありますので、是非、活用してみてください。
※審判を派遣する企業や私設団体
インターネットで「草野球 審判派遣」と検索していただくと、審判を派遣する企業や私設団体のサイトを探すことが出来ます。
中には、元NPB所属の審判員を派遣するようなサイトもあったりします。
インターネット上での検索となるため、注意は必要となりますが、ホームページの情報や口コミなどを参考に、活用してみてはいかがでしょうか。
派遣審判にかかる費用
派遣される審判員の保有資格にもよりますが、1試合当たりの相場は5,000円~8,000円/人となります。また、試合会場までの交通費(往復)は別途必要となるのが一般的です。
試合を二審制にするのか三審制・四審制にするかによって費用も異なりますが、両チームで折半することを事前に話し合っておくと良いでしょう。
草野球審判まとめ
- チーム間で審判を出す場合、判定は大目にみましょう!
- トラブルを避けるためにも審判を依頼しよう!
- 審判員の相場は、1試合当たり5,000円~8,000円/人
草野球は楽しいスポーツです。
多少の費用はかかりますが、試合を円滑に進め、対戦相手チームとのトラブルを避けるためにも審判員を手配することをおススメします。
また、野球のシーズンを迎えると審判員が不足するのも事実です。
何らかの事情で野球をプレーすることが出来なくなってしまった方、審判に興味がある方、野球はやったことはないが審判はやってみたいという方は、審判員として登録することが出来ます。
審判の依頼を受け付けているサイトでは、同時に審判の募集も行っていますので、是非、登録をしてみてください。