高校野球の強豪校

【和歌山県】高校野球の強豪校、特徴と実績などを紹介!

和歌山の高校野球は戦前から和歌山中(現・桐蔭高校)、海草中(現・向陽高校)という全国でも上位の実力を持つライバル関係で野球熱を盛り上げてきました。

その後も出場校数は少ないながらも代表校は全国を制する実績を残しており、高校野球界では人気と実力を兼ね備えた存在となっています。

指導者の世代交代もみられるなかで、新たな勢力が現れるのか注目です。

和歌山県の強豪校
  • 高校野球のエリート校 智弁和歌山高校
  • 昭和ノスタルジー 箕島高校
  • 戦前2連覇のレジェンド 桐蔭高校
  • 分校初の甲子園 日高高校中津分校
  • 公立校の対抗馬 市立和歌山高校

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智弁和歌山高校

すっかり甲子園の上位常連校となった智弁和歌山高校は県内では屈指の私立進学校です。

運動部は野球部以外にないそうで、その他は応援部、吹奏楽部があるというまさに甲子園に合わせたような体制です。

公立がリードしていた和歌山にあって、奈良の智弁学園を率いていた高嶋監督が就任後に猛練習で台頭してきました。

野球部は各学年10名ほどの選りすぐられた入部者で3学年でも30名程度の少数精鋭部隊。

徹底された野球観は甲子園での応援とも相まって全国的にも驚異となっています。

箕島高校

昭和の高校野球ファンに絶大な人気を誇るのが箕島高校。

県立の高校を育て上げたのは人情派の尾藤公監督でした。初期のメンバーにはその熱心な誘いで地元に残った東尾修投手がいました。

1970年のセンバツで初優勝を飾ると、伝説になっているのは1979年のチームでセンバツ優勝後の夏の甲子園では星稜高校と延長18回の熱戦を制すると最終的に春夏連覇を達成しました。

監督退任後は低迷しましたが、尾藤監督の教え子でもある長男・強氏が監督となって甲子園に戻ってきました。

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桐蔭高校

和歌山県立の高校で、大阪桐蔭や桐蔭学園などのスポーツ強豪校よりも古い歴史を誇ります。

旧制・和歌山中時代には2連覇を含む優勝経験があり、卒業生にはプロ野球で昭和の名監督といわれた西本幸雄氏がいます。まさに高校野球の草創期をリードしたレジェンド校という存在です。

その後は県内有数の進学校となり、野球部は上位進出が厳しい状況ながらも文武両道を実践する姿に地元ファンが「本家・桐蔭」のプライドを持って応援しています。

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日高高校中津分校

全国でも珍しい分校でありながら野球部が強豪として知られています。本校の日高高校も甲子園経験があります。

プロ野球選手も複数生み出していますが、実際には高校の在籍生徒のほとんどが野球部員で寮生活を送る生徒も多いです。

97年のセンバツで分校で初の甲子園出場を果たしました。

分校として甲子園を目指せる唯一の高校といえますがその雄姿を再び全国で観たいものです。

市立和歌山高校

かつては「市和商(しわしょう)」の愛称で親しまれていました。その後、商業高校から転換しました。

箕島高校の台頭以前は甲子園の常連であった時期もあり、卒業生には阪神で活躍した藤田平、広島・正田耕三、ヤクルト・川端慎吾と首位打者を複数輩出しています。

平成以降は智弁和歌山の壁が厚いながらも、甲子園に顔を出すなど公立校では優勝を狙えるポジションにある侮れない高校です。

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和歌山県の強豪校まとめ!

やはり、智弁和歌山高校の隙のない野球は全国でも驚異的な存在になっています。

また甲子園での統制のとれた応援風景を観戦するファンもいるほどアルプススダンドを象徴するチームになりました。

そのなかで公立の市立和歌山が粘り強く、箕島も復活の兆しを見せています。

野球先進県ともいえる和歌山の試合を観ずして高校野球は語れません。

和歌山県の強豪校
  • 高校野球のエリート校 智弁和歌山高校
  • 昭和ノスタルジー 箕島高校
  • 戦前2連覇のレジェンド 桐蔭高校
  • 分校初の甲子園 日高高校中津分校
  • 公立校の対抗馬 市立和歌山高校

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