高校野球の強豪校

【大分県】高校野球の強豪校、特徴と実績などを紹介!

大分県の高校野球は九州全体のなかで存在感がやや薄いように感じます。

やはり人口の面や広域なエリアに渡るため、選手が分散したり場合によっては他県の強豪へ進むこともあるでしょう。絶対的な強豪がまだ少ないなかで多様な特色を持った学校が見れらる楽しみも秘めた大分。

城島や甲斐といった球界を代表する捕手も大分の高校野球を経験していることがそれらを示しているかもしれません。

大分県の強豪校
  • 2000年代の強豪 明豊高校
  • 私立の雄 柳ヶ浦高校
  • 林業の学科あり 日田林工高校
  • 復活はあるか 津久見高校
  • 伝統のダイショウ 大分商業高校

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明豊高校

2000年代に入って私立の強豪として定着したのが明豊高校。

かつては別府大付属として城島健司捕手を輩出しましたが、甲子園には2000年以降から常連として出場するようになりました。

校名変更をきっかけにして知名度向上やスポーツでのイメージ定着を図ったことも要因でしょう。

校歌もこの際に地元出身の南こうせつ作曲のものになり、甲子園でも流れています。

選手の能力は高く、プロ野球を代表する遊撃手となった今宮健太は甲子園で登板経験もあります。

柳ヶ浦高校

大分県で私立の先陣を切ったのは柳ヶ浦高校という印象です。

タテジマのユニフォームで80年代からの躍進は目覚ましく、1994年のベスト4はその実力を存分に発揮しました。

巨人・山口俊投手は高校時代からその能力が注目されており、脇谷亮太選手などの小技が使える選手が揃っていることが強さの秘訣でしょうか。

長く率いた監督が交代の後は新興勢力に覇権を奪われましたが、その後も九州の大会では上位進出を果たすなどその実力は健在です。

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日田林工高校

日田市にある公立高校で「ひたりんこう」と読みます。

農業高校があるように、この学校は林業と工業系の学科を持つ大分ならではの特色があります。

70年代から甲子園に顔を出すようになると、阪神にドラフト1位で指名された源五郎丸洋投手がその珍しい名前でも話題になりました。

その後は私立や新たな強豪校の登場によって存在が薄くなると、また代表として全国に登場するなどとしぶとい強さを持った不思議なチームです。

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津久見高校

60年代後半~70年代にかけて甲子園での春、夏と各1回の優勝を持つレジェンド的な存在が津久見高校。

パリーグで活躍したアンダースローの高橋直樹、ライオンズの強打者・大田卓司に平成では川崎憲次郎投手など実力派の選手を輩出しています。

実は工業系学科を持つ高校でもあるために、選手は県内から集まるような環境も整っていました。90年代以降はやはり中心地の高校が力をつけるようになってやや低迷していますが、復活はあるのでしょうか。

大分商業高校

もう1校、大分での伝統校をあげるとすれば「ダイショウ」で親しまれる大分商業です。

プロ野球では巨人で活躍した岡崎郁選手も高校時代から注目された存在でした。

主に昭和の時代に全国でも上位進出を果たすなどの実力を発揮しましたが、その後は他県と同様に実業高校としても選手集めに苦心するような状況となってしまいます。

そんななかで、やはり地元の人気が支えている結果として度々上位に顔を出す粘り強いチームとして実績も残しており今後も期待の星です。

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大分県の強豪校まとめ!

大分県の高校野球は平成以降は私学強豪の台頭、確立の様相を呈してきました。

とはいえ、まだ盤石な力を備えているわけでなくその他の公立、私立も好投手が現れると上位に食い込むような群雄割拠の戦いを繰り広げています。

甲子園では長らく優勝から遠ざかってしまったため、その存在感を示すためにも全国で戦える力を持ったチームの登場が待たれます。

大分県の強豪校
  • 2000年代の強豪 明豊高校
  • 私立の雄 柳ヶ浦高校
  • 林業の学科あり 日田林工高校
  • 復活はあるか 津久見高校
  • 伝統のダイショウ 大分商業高校

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