野球用語

【野球】完全試合とノーヒットノーランの違いは??ノーランのランって何??

野球用語の完全試合とは、先発投手がヒットはもちろん四死球、失策などもなく1人のランナーも出さずに勝利することで達成する記録である。

ノーヒットノーランとは、先発投手が相手に安打を1本も許さず、さらに得点を1点も与えずに勝利した際の記録である。ノーヒットノーランの場合には、四死球やエラーなどでの出塁があっても記録となります。

完全試合とノーヒットノーランの違いについて解説します。また、それに関する選手についても紹介します。

完全試合、ノーヒットノーランとは

野球用語における完全試合とは、先発投手が四死球やエラーなどでの出塁も許さず、安打を1本も打たれず、さらに得点を1点も許さずに勝利した場合の記録のことです。別の呼び方として、パーフェクトゲームと呼ばれることもあります。

ノーヒットノーランとの大きな違いは、安打はもちろんですが四死球やエラーでの出塁も許されないという点です。まさに完全に1人もランナーを出さないということです。

 

ノーヒットノーランは、先発投手が相手打線に1本も安打を許さず、得点を1点も与えずに勝利することをいいます。完全試合との違いは、四死球やエラーでの出塁はOKという点です。つまり、安打さえ許さず、無失点に押さえればよいということになります。

ノーランとは、無得点つまり無失点のことをいいます。

 

完全試合とノーヒットノーランはどちらも非常に難しい記録です。難易度で言えば、完全試合の方がはるかに難しいと言えます。完全試合の場合、安打はもちろんですが四死球やエラーによる出塁も許されないので、投手だけでなくある程度の守備力がないと達成するのは難しいと言えます。投手だけが頑張ってもエラーが出たら記録を達成するのは、難しくなってしまうからです。

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完全試合、ノーヒットノーラン達成者!

日本のプロ野球で完全試合やノーヒットノーランを達成した人物はどんな人なのでしょうか?

ここ10年以内に達成した選手について紹介します。ノーヒットノーランを記録したのは、次の選手です。

最近のノーヒットノーラン達成者
  • 前田健太(広島)2012年4月6日
  • 杉内俊哉(巨人)2012年5月30日
  • 西勇輝(オリックス)2012年10月8日
  • 山井大介(中日)2013年6月28日
  • 岸孝之(西武)2014年5月2日
  • 山口俊(巨人)2018年7月27日
  • 菅野智之(巨人)2018年10月14日

 

完全試合についてですが、完全試合で最近の記録は、1994年5月18日に巨人の槙原寛己選手が達成して以来完全試合は記録されていません。

完全試合についてはこちらの動画が印象的です。

完全試合、ノーヒットノーランを達成できなかった惜しい投手

完全試合やノーヒットノーランを達成するのは、容易なことではありません。惜しくも達成を逃してしまったという投手もいます。

その中でも一番有名なのは、西武の西口投手以外にはいないでしょう。

この西口投手がノーヒットノーランを逃してしまった回数はなんと3回です。

しかも、9回2死までノーヒットノーランであと1人でノーヒットノーラン達成というところから打たれて達成を逃したのが2回。9回までノーヒットノーランを継続していて延長戦に入ってヒットを打たれた試合が1回。

まさにここまでくると、悲運としかいいようがないですが裏を返せばそれほど達成するのがとても難しい記録であるとも言えるのです。引退会見でもノーヒットノーランをやり残したとコメントしていました。やはり、1度は西口投手に達成して欲しかったですね。

完全試合、ノーヒットノーランまとめ!

完全試合とは、先発投手が安打はもちろん、四死球やエラーなどによる出塁も許さず9回を抑えて勝つということです。

ノーヒットノーランは、先発投手が相手打線に1本も安打を許さず、得点を1点も与えずに勝利することをいいます。なお、完全試合は非常に難しく日本のプロ野球でも、達成されたのはそれほど多くありません。

完全試合、ノーヒットノーランとは
  • 完全試合とは、先発投手が安打はもちろん、四死球やエラーなどによる出塁も許さず9回を抑えて勝つということ
  • ノーヒットノーランとは、先発投手が相手打線に1本も安打を許さず、得点を1点も与えずに勝利すること
  • ノーヒットノーランの「ノーラン」とは無得点、つまり無失点のことを表す
  • 完全試合は1994年の槙原投手以来、達成はありません。
  • ノーヒットノーランのエピソードと言えば西口投手

 



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