六甲おろしは阪神タイガースの球団応援歌です。
六甲おろしは、六甲山系から吹き降ろす山颪のことをいいます。六甲おろしという名称で通じますが、正式には「阪神タイガースの歌」といいます。阪神ファンなら知っておきたい六甲おろしについて解説します。
六甲おろしの意味とは?
阪神ファンなら、覚えておきたいのが六甲おろしについてです。
阪神ファンなら六甲おろしが歌えるというのはあたりまえです。六甲おろしは、六甲山系から吹き降ろす山颪のことをいいます。ただし、一般的に六甲おろしという場合には、阪神タイガースの球団応援歌を指すという場合が多いです。まず六甲おろしの歌詞をみてみましょう。
【六甲おろし】
(1)
六甲(ろっこう)おろしに
颯爽(さっそう)と
蒼天(そうてん)翔(か)ける
日輪(にちりん)の
青春(せいしゅん)の覇気(はき)
美(うるわ)しく
輝(かがやく)く我(わ)が名(な)ぞ
阪神タイガース
オウオウオウオウ
阪神タイガース
フレフレフレフレ
(2)
闘志溌剌(とうしはつらつ)
起(た)つや今(いま)
熱血既(ねっけつすで)に
敵(てき)を衝(つ)く
獣王(じゅうおう)の意気(いき)
高(たか)らかに
無敵(むてき)の我等(われら)ぞ
阪神タイガース
オウオウオウオウ
阪神タイガース
フレフレフレフレ
(3)
鉄腕強打(てつわんきょうだ)
幾千度(いくちた)び
鍛(きた)えてこゝに
甲子園
勝利(しょうり)に燃(も)ゆる
栄冠(えいかん)は
輝(かがや)く我等(われら)ぞ
阪神タイガース
オウオウオウオウ
阪神タイガース
フレフレフレフレ
阪神タイガース公式サイトより引用 https://m.hanshintigers.jp/stadiumnavi/cheersong/
歌詞だけではわからないでしょうから、動画で確認してみましょう。
阪神ファンで、甲子園球場に観戦に行くのであればしっかりと歌えるようにしてから、出掛けることをおすすめします。その方が、球場で楽しむことができますよ。
六甲おろしで盛り上がるシーンは?
六甲おろしは1人で歌うのもよいですが、やはり一番盛り上がるのは、甲子園球場でゲームに勝って阪神ファンが一体となって球場全体で六甲おろしを歌う瞬間です。
勝利した喜びと六甲おろしを歌うことで一体感が生まれるのがとても心地が良い。とくにおすすめは、やはりナイトゲームです。一体感が素晴らしいですよ。メガホンを叩きながら勝利をお祝いするような意識で歌います。
六甲おろしの歌詞を担当したのは誰?
阪神タイガースの球団応援歌として、多くのファンに浸透している六甲おろしですがこの六甲おろしの作詞をしたのはどのような人物なのでしょうか?
この六甲おろしの作詞をしたのは、佐藤惣之助 (さとう そうのすけ)という人物です。この人は、詩人、作詞家として知られています。
作曲をしたのは、古関裕而(こせき ゆうじ)という人物です。ちなみに、この人物は、同じセ・リーグの巨人軍の歌、一般的には闘魂こめてという曲名で知られていますが、この作曲も担当しています。さらに、この人物は高校野球でお馴染の「栄冠は君に輝く」の作曲も行なっています。
このようにみてみると、巨人の闘魂こめてと、阪神の球団応援歌の六甲おろしが同じ作曲家によって作られたものであるということを知っているという人はあまりいないでしょう。
実際に、巨人ファンと阪神ファンがそのことを知ったら少し複雑な気持ちになってしまうファンもいるかもしれませんね。豆知識として知っておくようにすると面白いですよ。スポーツに関する曲を多く作っていた人物と言えます。
六甲おろし、まとめ!
六甲おろしは正式名称ではありません。
しかしながら、一般的には六甲おろしという名称で浸透しています。六甲おろしは、本来は、六甲山系から吹き降ろす山颪のことをいいます。六甲おろしは、阪神が勝利した際にみんなで大合唱するのが一番盛り上がります。阪神甲子園球場で、みんなで大合唱することで生まれる一体感がとても心地よいですよ。阪神ファンならばしっかりと六甲おろしを歌えるようにしましょう。
- 六甲おろしとは、阪神タイガースの応援歌
- 正式名称は「阪神タイガースの歌」というが、ファンには「六甲おろし」の名称で親しまれている。
- 六甲おろしという言葉の意味は、六甲山系から吹き降ろす山嵐のこと
- 阪神が勝利した後の大合唱は最高!