鳥取県の高校野球にて、強豪校と言われる学校を紹介していきます。
古豪と呼ばれる学校から、新しい世代を背負ってたつ学校まで。
鳥取県の高校野球を楽しむためには、ぜひとも知っておきたい強豪校をまとめておきます。
⇒【高校野球】どこが強い県??甲子園で活躍している都道府県の特徴と実績などを紹介!
鳥取城北高校
最近10年間では最も安定した成績を残している高校です。
私立高校であるため、関西エリア出身の部員が多いことが特徴です。
また野球以外では相撲の強豪校として多くの有名力士を輩出していることで有名です。
野球でも川口和久、能見篤史という左腕の名投手を送り出しています。
関西のボーイズリーグなどから選手が来ているチーム全体の特長でもありますが、選手の体格がよいことや試合慣れしていることが強さの秘訣だといえます。
米子北高校
甲子園出場はまだセンバツのみの実績ですが、こちらも私立校でありサッカーを含めて県内のスポーツ強豪校であるために今後も継続した実力を発揮するでしょう。
県外選手の比率は年によって異なりますが、野球に関しては2000年代ぐらいまでは目立たなかったです。
プロやアマチュアでもこれまでは有名な選手を出していません。
私立校ならではの練習量や試合運びのうまさ、投手の安定感などが強さの土台となっています。
鳥取西高校
2000年代になって鳥取城北高校が台頭してくる以前に鳥取県の高校野球を引っ張ってきたと言えるのがこの鳥取西高校です。
学校自体が1873年設立という歴史がある学校であり、1920~1930年代には甲子園ベスト4という成績を残しています。
甲子園出場歴ですが、春4回、夏は実に23回という輝かしい実績を持ちます。
この強さの理由は公立高校ながら専用グランドがあり、ウエイトトレーニングの設備も充実していることにあります。
また「北園の階段」と言われる鳥取西伝統の階段昇降のウエイトトレーニングなどもあって、鳥取県の高校野球を語るには外せない学校であります。
米子東高校
2019年春の甲子園出場校で春の鳥取県大会優勝校。
米子東高校は選手の少なさが問題。甲子園出場組の2、3年生が中心となり新たに入った県西部公立中学のトップ層の選手が入ってきているので夏までに実戦を多く経験して高校野球の経験を得たいところ。
全員野球で実力を発揮すれば夏の甲子園も夢ではないと思います。
泥臭いチームプレーで頑張ってもらいたい。
八頭高校
鳥取県では2000年代になって鳥取城北高の台頭が目立つのですが、そんな中で2001年、2003年、2010年、2014年に甲子園出場を果たしている学校です。
通算では1987年、1994年、1996年、1997年の出場もあって夏は8回、春は1回の出場があります。
この学校は甲子園での初戦敗退が多い鳥取県勢にあって甲子園でも勝っている回数が多くて、夏は3勝、春は1勝を挙げています。
その強さの理由としては1980年代に入ってから監督に徳永昌平氏を迎えてからかなりのレベルアップをしてきたことが大きいです。
⇒高校野球の強豪校まとめ!都道府県ごとに学校の特徴などを紹介!
鳥取県の強豪校まとめ!
鳥取県は全国的に人口が少なく、学校数も多くありません。
そのため、全国で戦えるだけのチーム作りをしていくことが課題に挙げられます。
甲子園での鳥取県の躍動が期待されるところです。