高校野球の強豪校

【静岡県】高校野球の強豪校、特徴と実績などを紹介!

静岡県といえばサッカー王国のイメージが強いですが、温暖な気候などに恵まれていることから野球も古くから名門校を生み出してきました。

やはり80年代以降は私学の台頭が見られるなかで、伝統公立校も万全のバックアップ体制で粘り強く対抗してこれまでに至っています。

県内は横に広がっているため、関東に近い東部や愛知に隣接する西部などで学校や選手の特長も様々な魅力ある高校野球となっています。

静岡県の強豪校
  • 栄光のピンストライプ 常葉大菊川高校
  • 県立伝統校のプライド 静岡高校
  • 古豪にはならない! 静岡商業高校
  • カケニシの意地 掛川西高校
  • 県西の人気校 浜松商業高校

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常葉大菊川高校

ニューヨーク・ヤンキースに似たピンストライプのユニフォームが目立つ常葉菊川高校。

県内では複数を持つ常葉学園の高校として野球部が全国に出たのは90年代に入ってからです。

浜松商出身の森下監督が就任後に強豪として実績を残すと2007年にセンバツ優勝、夏もベスト4と全国的にも認知されるようになります。

県外からも有力選手が来るようになった一方で不祥事や監督交代といった混乱もありましたがすぐに全国舞台に帰ってきたことからも、揺るぎない強さがあるようです。

静岡高校

県内でも屈指の伝統校、進学校として各界にOBを輩出している高校です。

旧制中学の時代には甲子園優勝の実績があるように、静岡を代表する高校としてのプライドを持ったチームでしょう。

卒業生のネットワークもあって有力な選手が受験するため、近鉄のストッパーで活躍した赤堀元之投手など名選手も度々生み出しています。

今後も静岡高校に対抗する、私学または公立という構図で注目され続ける存在になるでしょう。

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静岡商業高校

静岡高校と昭和の時代には2強として君臨した静岡商業高校。2校での定期戦は全校応援での一大行事となっています。

甲子園での優勝実績もあり、バント戦法を多用した戦いぶりで甲子園では初戦敗退がないという安定した結果を残しています。プロ野球でもその技術を駆使した大石大二郎選手が体現するようなチーム。

平成以降は私立の強化や実業高校のやや人気薄の影響を受けましたが、出身者である新浦壽夫(元巨人など)が指導をするなど古豪にならないよう鍛錬を積んでいます。

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掛川西高校

静岡高校と並ぶ伝統公立校の1つがカケニシの愛称で親しまれる掛川西。

全国での実績では静岡高校や静岡商業といった中心部の高校に及びませんが常に安定した実力で上位に食い込んでくるチームです。

高校では数少ない常設の応援部があり、夏の大会前になると練習からグランドで声を張り上げるなどその期待度は地元の熱を感じさせます。

公立らしいオーソドックスな野球で再度全国の舞台に登場することを期待します。

浜松商業高校

静岡市内の学校が伝統を築いているだけなく、県西の浜松にも強豪校が揃います。

真っ先に名前があがるのはセンバツ優勝経験のあるハマショウです。

やはり地元の産業界へ多くの出身者を育ててきた人気の学校であり、常葉菊川を強豪にした時期の森下監督、佐野部長(元中日)のコンビはOBになります。

県西からの甲子園出場はやや遠ざかっているなかで、再び浜商の名前を響かせて欲しいものです。

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静岡県の強豪校まとめ!

静岡の高校野球界は静岡高校や静岡商業などの伝統校が中心にリードしてきた歴史があります。

そのなかで常葉大菊川が全国で通用する技術を蓄えて大きく躍進するなど戦力分布は変わってきました。

その常葉菊川を育てた森下監督は御殿場西を強化したり、常葉橘も中学から一貫した選手育成で結果を残しています。伝統、強豪校に続いて新たにどんな高校が出てくるのか注目のエリアです。

静岡県の強豪校
  • 栄光のピンストライプ 常葉大菊川高校
  • 県立伝統校のプライド 静岡高校
  • 古豪にはならない! 静岡商業高校
  • カケニシの意地 掛川西高校
  • 県西の人気校 浜松商業高校

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