高校野球の強豪校

【三重県】高校野球の強豪校、特徴と実績などを紹介!

三重県の高校野球は長く活躍する私学の強豪校と指導者によって勢力図が変わる公立校によって各年代で中心的なチームが変わるという見逃せない状況が続いています。

全国ではやや地味な印象でしたが、平成の最後になって上位進出を果たす高校も出てきたことで頂点を狙う戦いとその土台となる県大会での試合ぶりにぜひ注目してみましょう。

三重県の強豪校
  • 平成の終わりに復活 三重高校
  • 私学の一番「星」 海星高校
  • 四工の底力 四日市工業高校
  • 沢村生誕の地 宇治山田商業高校
  • おらが町の代表 明野高校

【高校野球】どこが強い県??甲子園で活躍している都道府県の特徴と実績などを紹介!

三重高校

松阪市の私立校であり、愛知の名門・中京大中京と同じ系列の学校です。

開校まもなく60年代半ばから甲子園の舞台に立つようになり、県内での戦いはもちろん代表校としても安定した戦績を残してきました。

平成以降は共学化、進学校となった経緯もあり甲子園からはやや遠ざかった印象がありましたが96回大会では大阪桐蔭の前に惜しくも準優勝、その後センバツでも準決勝進出など古くからのファンにも復活をアピールする活躍を見せており頂点を狙う今後に注目です。

海星高校

四日市にあるキリスト教の私学男子校です。

学校の歴史はライバル三重高校とほぼ同じで野球部の活躍としても後を追うような戦績です。

エピソードとしては甲子園の常連に長崎に同じキリスト教系の海星高校があり、対戦経験があります。長崎・海星の歴史が古いですが、勝利したこともあり今後も互いの意識は続くでしょう。

甲子園での上位進出が乏しいため、全国に三重・海星高校の存在も大いに示してほしいです。

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四日市工業高校

県内でも伝統ある工業高校で、著名な卒業生はマラソンで活躍した瀬古利彦氏です。

野球部は、その後県内の各校を強豪に育てる尾崎監督が新任で指導を始めてから上位に進出しました。

印象深いのは全国初出場となった73回大会でセンバツ準優勝の松商学園と対戦してともにプロ入りした井手元、上田佳範(松商)の投げ合いで延長16回熱闘の末にサヨナラ死球で惜敗しました。

以降も好投手を擁して甲子園の舞台に立ちましたが監督の異動後はやや勢いがありません。

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宇治山田商業高校

1908年創立で地元商業界では馴染みの深い高校です。

伝説の投手・沢村栄治(高校は京都商)の地元であり野球とは縁の深い土地です。

また女子マラソン金メダリスト・野口みずき選手を輩出しています。

野球部が甲子園に出場したのは1978年とやや遅いですが、それ以前には巨人の投手及びコーチで実績を残した中村稔氏の存在感が大きいです。

2000年代以降に代表校として出場の際には江川智晃中井大介とプロでは代打の切り札として活躍する両選手がエースで中軸というマルチな能力を発揮しました。

地域を代表する高校としてその伝統を継いだ活躍を期待します。

明野高校

農業系(当時)の県立校ながら80年代だけで甲子園に春夏8回出場の実績を誇り、今でも思い出す地元ファンは多い高校です。

率いた冨士井監督は異色の経歴でボクシング選手から教員となり、同校のボクシング部監督として実績を残すと未経験の野球部を任されて甲子園初出場から常連に育て上げました。

当時の選手にはプロでも渋い活躍を見せた大道典良がいました。以降は小山投手(楽天など)を擁しての県大会準優勝の実績に留まります。

当時の選手である奥野監督が福岡・折尾愛真を甲子園に導くなど、その意気は未だに受け継がれています。

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三重県の強豪校まとめ!

私学の三重高校、海星は60年代から安定して代表校としての実績を残しています。

一方の公立勢は四日市工を強豪にした尾崎監督が率いる、いなべ総合学園(県立)、好投手の育成能力が高い菰野なども上位の常連校として定着しています。

私学でも県外から若手指導者を招いて強化する津田学園など新たな勢力が独自のチームづくりをしておりどんな試合展開を見せるか楽しみです。

三重県の強豪校
  • 平成の終わりに復活 三重高校
  • 私学の一番「星」 海星高校
  • 四工の底力 四日市工業高校
  • 沢村生誕の地 宇治山田商業高校
  • おらが町の代表 明野高校

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