サイクルヒットとはどんな意味？？プロ野球で複数回達成したのはあの選手！

サイクルヒットとは、野球用語で１試合に１人のバッターが、単打、二塁打、三塁打、本塁打を記録することです。非常に珍しい記録で、なかなか達成するのが難しい記録です。

プロ野球でサイクル安打を記録しているのは、どんな選手なのでしょうか？

サイクルヒットの意味、達成はとても難しい…

野球用語で、サイクルヒット、サイクル安打というものを聞いたことがありますか？

このサイクルヒットとは、１試合で、１人のバッターが単打、二塁打、三塁打、本塁打を記録することをいいます。非常に珍しい記録です。

NPBのサイクル安打達成記録をみてみると、2019年5月現在までのところ69人、74回しか達成されていない記録です。

 

そもそも一般的にバッターの打率は３割打てば良いバッターと呼ばれます。それは、つまり10回の打席の内で３回しかヒットを打つことができないということになります。

サイクルヒットは１試合で最低でも４安打しなければならないのですから、それだけでも難しいということがわかるでしょう。１試合で打席が回るのは４打席前後ですからそう考えるとかなりの難易度です。また、単打や二塁打というのは比較的難易度は高くありませんが、本塁打や三塁打はとても難易度が高くなります。

本塁打を打つにはそれなりのパワーが必要ですし、三塁打にするためにはそれなりの脚力がなければ達成は困難です。

サイクルヒット達成者、複数回達成者もいる！

現在のところ、NPBでサイクルヒットを達成しているのは、69人です。

中にはサイクルヒットを複数回達成している人もいます。

サイクルヒットを複数回記録しているのは、以下の通り。

ローズはなんと３回もサイクルヒットを記録しています。元横浜のローズは、マシンガン打線の中心選手として活躍。当時の横浜ベイスターズの優勝の原動力となりました。1999年には、134試合で153打点を挙げる活躍をみせた。

引用：https://gxsatellite.com/robaatorozu-1713

 

福留孝介は、1度目は中日、2度目は阪神でサイクルヒットを記録している。

メジャー経験もある。広角に打ち分けることができる打撃が魅力で現在でも阪神タイガースで中心選手として活躍している。

2000年以降にプロ野球でサイクルヒットを達成したのは以下の選手です。達成した順に並べると以下の通りです。

2000年	松井 稼頭央（西武）
2002年	ロドリゲス （横浜）
	井端 弘和 （中日）
2003年	オーティズ （オリックス）
	福留 孝介 （中日）
	稲葉 篤紀（ヤクルト）
	村松 有人（ダイエー）
	桧山 進次郎（阪神）
2004年	細川 亨 （西武）
	アレックス （中日）
2007年	ズレータ （ロッテ）
2008年	小笠原 道大（巨人）
2014年	ロサリオ（広島）
2016年	大島 洋平（中日）
	福留 孝介（阪神）
2018年	柳田 悠岐（ソフトバンク）
	山田 哲人（ヤクルト）
	桑原 将志（DeNA）
	平田 良介（中日）
2019年	梅野 隆太郎（阪神）

 

サイクルヒットに関する動画をいくつかご紹介します。

2018年のサイクルヒット

 

2019年にサイクルヒットを達成した阪神の梅野

しかもなんと、梅野選手はこの時足を骨折している状態での達成となりました。

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サイクルヒットにまつわるエピソード

サイクルヒットはかなり難易度が高いということは、理解することができたのではないでしょうか？

そんなサイクルヒットを逃してしまったという選手もいます。例えば、ロッテの中村選手の場合2018年8月1日のゲームで、本塁打、三塁打、二塁打を放ちながらも最終打席に単打が打てずに残念ながら、サイクルヒットを逃してしまいました。

なお、この2018年には柳田悠岐、山田哲人、桑原将志、平田良介がサイクルヒットを達成しています。もしもこのロッテの中村選手がサイクルヒットを達成していたら、2018年にはサイクルヒット達成者が5人も出るというまさに当たり年になったでしょう。

サイクルヒットの意味まとめ！

サイクルヒットというものは、1試合で1人のバッターが単打、二塁打、三塁打、本塁打を記録することをいいます。とても珍しい記録です。中でも本塁打や三塁打は難易度が高いと言われています。しかしながら、元横浜のローズ選手はなんと3回も達成しているのには驚きです。