日本プロ野球名球会とは、一定の条件を満たすことで入会することができます。
その条件とは、日米通算打者の場合が2000本安打以上。投手の場合には200勝以上、または250セーブ以上となっています。
名球会について詳しく見ていきましょう。
名球会とは?また、会員資格とは?
日本プロ野球名球会とは、ある一定の成績を残すことで会員になることができます。
では、その一定の条件とはどのようなものなのでしょうか?
会員資格は、公式サイトでも既定されているとおり、日米通算打者の場合には、2000安打以上。投手であれば、200勝以上。または、250セーブ以上の成績で会員資格を得ることができます。
名球会の会員数やメンバーについて
名球会の会員数はいったいどのくらいなのでしょうか?
また会員となっているメンバーにはどのような人がいるのでしょうか?
現在(2019年5月)のところ、公式サイトによると会員は65人で、その内訳は投手が16人。打者が49人となっています。
名球会の理事長を務めているのは、広島で活躍された山本浩二さんです。
では、名球会に所属する主な人物を紹介します。
【投手】
- 岩瀬仁紀 いわせひとき
- 江夏豊 えなつゆたか
- 工藤公康 くどうきみやす
- 黒田博樹 くろだひろき
- 高津臣吾 たかつしんご
- 佐々木主浩 ささきかづひろ
- 北別府学 きたべっぷまなぶ
- 野茂英雄 のもひでお
- 山本昌広 やまもとまさひろ
【打者】
- 王貞治 おうさだはる
- 長嶋茂雄 ながしましげお
- 谷繁元信 たにしげもとのぶ
- 鳥谷敬 とりたにたかし
- 小久保裕紀 こくぼひろき
- 駒田徳広 こまだのりひろ
- 野村克也 のむらかつや
- 古田敦也 ふるたあつや
- 前田智徳 まえだとものり
- 鈴木一朗 すずきいちろう
- 松井秀喜 まついひでき
など
などのメンバーがいます。多くの人が知っているビックネームが揃っています。
また、入会資格を得ているが入会を拒否した人物と言えば、落合博満さんです。
落合さんと言えば、中日ドラゴンズでの監督としてのイメージが強いですが現役時代にも素晴らしい成績を残していますが、この名球会入りは拒否しています。
さらにもう少しで名球会入りできそうだったけれど、できなかった人物としては、大洋で活躍した秋山登さんがいます。
秋山登さんの通算成績は193勝で入会資格の200勝までもう少しでした。
このように決して簡単に入会することができるというものではありません。
名球会の入会条件について
名球会の当初の入会条件は、野手の場合には2000本安打、投手の場合には200勝以上でしたが、2003年には入会資格の条件として日米通算と投手の条件に250セーブ以上というのが追加されました。
これは、メジャーで活躍する日本人選手が増えたことや、昔の野球と違い投手の場合には分業化が進んだため、その流れに沿った形で条件が追加されたといいます。
ですから、これからも、条件が追加されるという可能性はゼロではありません。
特に、中継ぎを専門で活躍した投手に当てはまる条件がありません。その辺りを考慮して条件を見直す必要もあるかもしれませんね。
野手にしても、投手にしても長年中心選手として活躍しなければ達成することが難しい条件です。逆に言えば、この条件をクリアして入会資格を得た人は一流のプレーヤーとして認められるということになります。
名球会についてのまとめ!
名球会というのは、一定の条件を満たした人だけが入会することができるもので、その条件とは日米通算で、打者は2000本安打以上。投手の場合には200勝以上、または250セーブ以上となっています。
会員には、まさにレジェンドと言われる人物がたくさんいます。
王さん、長嶋さん、野村さんなどです。
逆に入会資格があっても入会を拒否したのが落合博満さんです。公式サイトをチェックすると会員を見ることができますよ。
- 打者は2000本安打以上
- 投手は200勝以上、または250セーブ以上
- 現代野球では達成が困難な条件のため、今後見直される可能性もある