野球用語

ドラフト外れ1位とはどういう意味?その仕組みと活躍する選手を紹介!

野球のドラフト会議でよく聞かれる、ドラフト外れ1位とはドラフト会議において、自チームが1位指名した選手が他の球団と競合してしまい、抽選の結果交渉権を獲得できなかった場合に1位指名する選手のことをいいます。

ドラフト会議では必ずしも指名した選手を獲得することができるわけではないのです。

ドラフト外れ1位とは?

野球のドラフト会議でよく聞く、ドラフト外れ1位とは自チームが1位で指名した選手が他球団と競合した場合、交渉権を獲得できなかった時に、次に指名する1位選手のことをいいます。

ドラフト会議においては1位指名が他球団と競合してしまうという場合があるのです。さらに競合してしまうと、外れ外れ1位という風に呼ばれます。

 

この外れ1位で、現在プロ野球で活躍している選手にはどのような選手がいるのでしょうか?

一番有名なのはヤクルトで活躍している山田哲人選手でしょう。

引用:wikipedia

山田選手はトリプルスリーを達成しているプレイヤーですが、この山田選手は実は外れ外れ1位で指名された選手です。

 

ちなみにこの時、ヤクルトが1位指名したのが、斎藤佑樹選手。外れ1位で指名したのが、塩見貴洋選手。両方抽選を外して、外れ外れ1位で指名したがのちに、トリプルスリーを達成することになる山田哲人選手だったのです。

今思えば、これが大当たりということでしょう。そんな山田選手はこちらの動画が参考になります。

ドラフト外での入団とは?

ココからは余談になりますが、ドラフトや選手入団についてのネタをお話しておきます。

 

現在の場合には、ドラフト、育成ドラフトも含めて球団から指名されないと入団することができませんが、昔はドラフト外で入団した選手も多くいました。

ドラフト外というのは、その名前のとおりで、ドラフト以外で入団した選手のことをいいます。テスト生などもそれに該当します。

 

ドラフト外で入団した選手で活躍した選手にはどのような選手がいるのでしょうか?

有名なのは、横浜などで活躍した石井琢朗選手。

2000本安打を達成しています。さらには、西武で活躍した秋山幸二選手、広島で活躍した大野豊選手、巨人で活躍した西本聖選手などがいます。

こうみると、ドラフト外で入団した選手にも凄い選手がたくさんいたということです。

 

このドラフト外制度については1991年にすでに廃止となっているので、現在ではこのような制度はありません。ドラフト会議で指名されて入団することになります。

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ウエーバー制とは?

ウエーバー制というものを知っているでしょうか?

日本のドラフト会議でも部分的に導入されています。アメリカメジャーリーグでは、完全ウエーバー制となっています。

これは成績の下位球団から選手を指名していくというもので、競合などは起こりません。先に指名したチームに交渉権があるので、争奪戦にはならないのです。こうすることで戦力の均衡を保とうとしているのです。

 

日本のドラフト会議においては、まず1位指名については入札抽選となっています。

この場合には、指名する選手が競合してしまうという場合があります。競合した場合にはくじ引きで交渉権を獲得できるかどうかが決まります。

ドラフトの2巡目はウエーバー制となります。ドラフトの3巡目は、今度は反対に上位球団からの指名となる逆ウエーバー制となります。それ以降は、ウエーバー制と逆ウエーバー制を繰り返していく形になる。

ドラフト外れ1位とは?まとめ!

ドラフト会議でよく聞く、ドラフト外れ1位とは、1位指名が他球団と競合して交渉権を獲得できなかった場合に1位指名する選手のことです。

さらに抽選に外れた場合には、外れ外れ1位となります。メジャーにおいては、完全ウエーバー制を導入していますが、日本においては部分的に導入しているだけです。

ドラフト外れ1位とは
  • ドラフトにおいて1位指名の選手の交渉権が獲得できず、代わりに1位指名した選手のこと
  • 外れ1位でも大活躍している選手は多い、代表例は外れ外れ1位の山田哲人選手
  • ウェーバー制を導入しているメジャーでは、外れ1位というようなことは起こらない



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